会社や店舗の倉庫。使わなくなってしまった物や、壊れてしまった物を詰め込んで、ついそのままにしておくということはありませんか?
倉庫の中に物を詰め込みすぎているのは、あまりいい状況ではありません。
倉庫に入れる物の量は、多い時でも倉庫の面積全体の7割までにおさめた方がよいと言われています。
それ以上、倉庫に物が入っているようなら、そろそろ倉庫の片付け時かもしれません。
常に倉庫を片付けて、余裕を持たせておけば、急に物を入れないといけなくなった時にも対応できますし、荷崩れが原因で起こるケガのリスクも抑えることが出来ます。
そこで今回の記事では、倉庫の片付け方法を3パターン挙げてみます。また、スムーズに倉庫の片付けを行うために、1番気にしなくてはいけないポイントもお伝えします。
倉庫の不用品を片付けるための3つの方法
倉庫の不用品を片付けるためには、大きく分けて3つの選択肢があります。
- 会社や店舗の所有するトラックで処分場まで運ぶ
- 不用品を分別し、指定されたゴミの日に出す
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれの方法のメリットやデメリットを、次の項目で見ていきましょう。
1.会社や店舗の所有するトラックで処分場まで運ぶ
1つ目の片付け方法は、倉庫内の不用品を会社や店舗が所有するトラックで、市が指定する処分場まで自力で運ぶ方法です。
処分場まで倉庫内の不用品を運ぶ方法のメリットは、他の方法よりも処分費用が安く済むことにあります。
仮に福岡市の場合、10kgごとに140円のゴミ処理手数料がかかるだけです。
逆にこの方法のデメリットは、不用品の分別が面倒で、各不用品の種類により持ち込む処分場が違うことにあります。
倉庫のように大量の不用品がある場合の片付けは、正しい分別の知識がないとスムーズに進まないことが多いです。
この方法で倉庫の片付けを行う場合は、時間に余裕をみておきましょう。
ちなみに「いつでも片付け・運び出しができることもメリットなのでは?」と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、処分場に不用品を受け入れてもらうには、事前の予約が必須なので、かならずしも好きなタイミングで倉庫の不用品を処分できるという訳ではありません。
<関連コラム>
⇒ 不用品の持ち込み処分のメリットとデメリット | 福岡市の場合
2.不用品を分別し、指定されたゴミの日に出す
2つ目の片付け方法は、倉庫内の不用品を分別(燃えるゴミ、燃えないゴミ、粗大ゴミなど)して、それぞれのゴミの日に出したり、回収しにきてもらう方法です。
この方法のメリットは、あちこちの処分場に倉庫内の不用品を運ぶ手間がないことにあります。
粗大ゴミの回収には、1点ごとに300円~1,000円(福岡市の場合)の料金がかかりますが、数が少なめであれば、そこまでの出費にはなりません。
ゴミの日に出す・粗大ゴミとして回収してもらう方法のデメリットは、処分場に持っていく方法と同様に、正しい分別の知識が要ることと、片付けにタイムラグが発生することです。
当たり前ですが、燃える日は燃えるゴミの日に、燃えないゴミは燃えないゴミの日に出す必要があります。
また、粗大ゴミは自治体に連絡して取りに来てもらう必要がありますが、春先の引っ越しシーズンなど、予約が混み合う場合、なかなか取りにきてもらえないことがあります。
長いと倉庫内の全ての不用品が片付くまでに、2週間くらいかかることがあるため、急ぎの片付けには不向きだと言えます。
3.不用品回収業者に依頼する
3つ目の片付け方法は、不用品回収業者に依頼する方法です。
この片付け方法のメリットは、即日で片付けが完了することが多い点、不用品の分別をしなくてもいい点にあります。
「倉庫内に不用品が大量にあり、分別しようと思ったら途方もなく時間がかかってしまう!」という場合には、とても助かる方法です。
分別の正しい知識は不用品回収業者が持っているので、会社や店舗の倉庫がある地域の分別ルールがまったく分からなくても大丈夫です。
不用品回収業者に倉庫の片付けを依頼する場合のデメリットは、先に説明した2つの方法と比べると、片付け費用が多くかかってしまう点です。
不用品回収業者に倉庫内の不用品の片付けを依頼する場合にかかる費用は、片付けたい物の量により大きく前後しますが、8,000円から20,000円が平均的です。
要は時間をかけてもいいから安さを取るのか、経費が少々かかってもいいので手軽さを取るのかで、オススメできる倉庫の片付け方法は違うのです。
倉庫の片付けで最も重要なポイントは”仕分け”
倉庫内の片付けを問題なく進めていくために最も必要なのは、やはり不用品の適切な仕分けです。
古い商品やジャンク品、イベント後の展示品、看板、椅子、照明器具など……。
あらゆる不用品が倉庫内に雑多と置かれているかもしれませんが、これらをすべて正しく仕分ける必要があります。
処分場や自治体回収では引き取ることができず、数千円のリサイクル料が必要なリサイクル品もあるので注意が必要です。(モニターなど)
分別が正しく出来ていないと、持ち込むべき処分場を間違えたりして、余計な手間や時間をかけることになります。
この不用品は普通に捨てれるのか捨てれないのか、捨てれる場合はどう処分したらいいのか分からない不用品が、倉庫内に大量にある場合、自力の片付けでは時間がかかりすぎてしまうため、プロの手に任せた方がいいかもしれません。
また、いざ倉庫の片付けをしようと思ったタイミングで、スムーズに作業が進められるように、日ごろから最低限の整理整頓はしておくべきですね。
まとめ
以上、倉庫の片付け方法や重要ポイントについてまとめました。
仕分けの知識があるかどうか、経費をどこまでかけれるのか、片付けにどれだけ時間を割いてもいいのかによって、最適な方法を選ぶことがコツです。
もしも不用品回収業者に、倉庫内の不用品の片付けを依頼する場合は、1点ごとの回収ではなく積み放題系のプランを選ぶと、積載量の範囲で、倉庫内にある細かい不用品もまとめて処分できるので便利です。
当社「福岡片付け隊」の場合は、倉庫の片付けに軽トラック詰み放題プランや2トントラック詰み放題プランがよく活用されています。
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