ゴミ屋敷で悩んでいる方は現代ではけっして少なくないと思います。片付けられなくて、ゴミ屋敷や汚部屋になってしまうのは、本人の性格だけが原因ではなくて、病気が原因になっているようなケースもあります。ゴミ屋敷になってしまっても、本人の性格のせいだと決めつけずに、病気や心理などが原因になっている可能性を考慮して、ゴミ屋敷問題を解決するのが先決です。
ゴミ屋敷や汚部屋の原因となりうる病気
ゴミ屋敷や汚部屋の原因となりうる心理的な病気は以下のような病気があげられます。
- うつ病
- ためこみ症
- 強迫性障害(OCD)
- セルフネグレクト
- 統合失調症
- 認知症
- 買い物依存症
それでは一つずつ見ていきましょう。
うつ病
うつ病は近年、増加している病気で、気力がなくなってしまう精神障害です。仕事やプライベートでストレスを受け続けることなどが原因で発症します。
うつ病になると、無気力状態になってしまうので、部屋の整理整頓やゴミの処理などができなくなって、ゴミや不用品が部屋や家のなかにたまり続けることになってしまいます。そして、たまり続けるゴミや不用品の量がとんでもないことになってしまうとゴミ屋敷や汚部屋ができあがってしまうのです。
うつ病の場合は、片付けようとしても片付ける気力が湧かない状態ですので、自力でゴミ屋敷・汚部屋を解決するのは困難です。できるだけ早くに片付け業者に依頼してゴミ屋敷・汚部屋を片付けるとよいでしょう。
ためこみ症
ためこみ症は、価値のあるものも価値のないものも含めて大量にものをためこんでしまい、手放すことができない状態です。たとえば雑誌・古着・新聞・本・かばん・郵便物・書類などがためこむ物としては多いのですが、それ以外にもありとあらゆるものがためこみの対象になります。ゴミをためこんでしまうケースも少なくなりません。
ためこみ症の人は集めた物を捨てることに強い苦痛を感じてしまうので、集めたものを処分することができずに、ゴミ屋敷や汚部屋ができあがってしまうのです。
ためこみ症の人の場合は、ゴミ屋敷を解決するのが大変で、一度業者などを呼んで片付けてもらうと、ためこみ症の人を反感を買うケースが多く、その後も再度ゴミ屋敷ができてしまうこともあります。そのため、まずはためこみ症の人の治療をすることが大切です。
強迫性障害(OCD)
心の健康の障害の一つです。強迫観念(Obsessions)と強迫行動(Compulsions)によって特徴づけられ、自分の意志に反して同じ思考や同じ行動を繰り返す病気です。
自分の意思とは関係なくゴミや不用品を家のなかにためこんでしまったり、捨てることができなかったりということが起こり、結果としてゴミ屋敷や汚部屋ができあがってしまいます。
本人もゴミ屋敷をつくりたくてつくっているわけではないので、本人と話をしながら一緒にゴミ屋敷の片付けを進めるということもできるでしょう。どうしても片付けが難しそうであれば業者に依頼してゴミ屋敷を片付けてから、本人とこれからについて色々と話ができるとよいですね。
セルフネグレクト
自分の身体的・心理的・社会的なケアを放棄してしまうことで、身体的ケアの不備・栄養不良や薬物乱用・生活環境の乱れなどにつながってしまいます。食事やお風呂などもいい加減になり、家の片付けもできなくなってしまうことがよくあります。
自宅や生活環境の清潔さや安全性に無関心であり、住居の乱雑さや危険な状況を放置することがあり、ゴミや不用品を家のなかにため込んでしまいゴミ屋敷ができてしまうことがしばしば起こります。
このような状態になってしまうと、自分ではなかなか解決できないので、まわりの人でサポートしてあげる必要があるでしょう。
統合失調症
精神分裂症とも呼ばれる精神疾患です。思考、感情、知覚、行動の混乱を特徴として、生涯にわたって持続する慢性的な病気です。行動や会話が支離滅裂になるという特徴があります。
家の片付けや掃除をしていても、長続きせずに、別のことを始めてしまうことがあるなど、整理整頓や掃除をうまく進めることができません。
また、部屋が汚いことで自分を強く責めてしまう傾向があり、さらによくない状態になってしまう可能性もあるため、できるだけ早めに片付け業者などに依頼してゴミ屋敷やゴミ部屋を解決するとよいでしょう。
認知症
認知症は、記憶・思考力・言語・判断力・注意力など、脳のさまざまな認知機能の喪失や記憶力が低下していく病気です。
物忘れがひどくなるとゴミを出したかどうかが分からなくなってしまったり、自分の意志で片付けなどの行動をするのも困難になっていきます。これが進むとゴミ出しができなくなり、家の中にゴミや不用品がたまるようになり、ゴミ屋敷化が進行するケースも少なくありません。
高齢者の病気と思われがちですが、若い人でも若年性認知症にかかることもあるため注意が必要です。
周囲の人のサポートもあれば、自分たちで片づけることも可能ですが、素早く解決するためには業者に依頼をするとよいでしょう。
買い物依存症
異常なほどの買い物への強迫的な欲求と、それに伴う過剰な買い物行動を特徴とする精神疾患です。現実逃避の一種として買い物を繰り返してしまうこともあります。原因は明確にはわかっていませんが、遺伝的要因、精神的な要因(ストレス、うつ病など)、社会文化的要因(広告や消費社会の影響)が関与している可能性があります。
どんどんと買い物をしてものを購入していくので、家や部屋のなかにものがあふれかえり、ゴミではないのですが、ゴミ部屋・ゴミ屋敷化が進んでしまうことがよくあります。
このケースの場合は、本人の片付けようという意思よりも買い物をしたいという意思が強い状態になっているため、周囲の人が適切にサポートしてあげれば、ゴミでは無く購入したものがたまっている状態なので、自分たちで片付けることも可能なことが多いです。
本当に必要なものだけを残して、不必要なものはリサイクルショップや出張買取業者に買い取ってもらったり、メルカリ・ヤフオクなどのネットオークションで売るのもよいでしょう。
ゴミ屋敷・汚部屋の原因となる病気についてのまとめ
ゴミ屋敷や汚部屋の原因となってしまう様々な病気について紹介しました。様々な病気がありますが、一番大事なことは「できるだけ早く病院に行って原因の病気の治療にあたる」ことです。そのうえで自分たちだけでゴミ屋敷や汚部屋の片付けができそうであれば、するのもよいですが、気力的・物理的に難しいことも多いでしょう。
そんなときは片付け業者にゴミ屋敷や汚部屋の片付けを依頼すると楽に素早く解決ができるので、金銭面での折り合いがつけば、ゴミ屋敷・汚部屋の片付けは業者に依頼するのがオススメです。
福岡でのゴミ屋敷・汚部屋の片付けなら福岡片付け隊にお任せください
私たち福岡片付け隊では、汚部屋の片付け・清掃やゴミ屋敷片付けサービスを展開しており、実績多数で安さにも自信があります。引越し前に汚部屋で悩んでいる方はぜひお気軽にご相談下さい。訪問見積りは無料ですよ。
ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃 対応エリア
【福岡地域】
福岡市中央区、福岡市博多区、福岡市東区、福岡市南区、福岡市城南区、福岡市早良区、福岡市西区、糸島市、那珂川市、大野城市、春日市、太宰府市、筑紫野市、粕屋町、志免町、須恵町、宇美町、篠栗町、久山町、新宮町、古賀市、福津市、宗像市
【北九州地域】
北九州市、小倉北区、小倉南区、戸畑区、門司区、八幡西区、八幡東区、若松区、中間市、水巻町、遠賀町、岡垣町、芦屋町、みやこ町、苅田町、行橋市、吉富町、築上町、豊前市、上毛町
【飯塚地域】
飯塚市、直方市、宮若市、田川市、嘉麻市、桂川町、福智町、川崎町、香春町、添田町、大任町、糸田町、赤村、鞍手町、小竹町
【久留米地域】
久留米市、大牟田市、筑後市、柳川市、八女市、朝倉市、みやま市、うきは市、大川市、小郡市、大刀洗町、筑前町、東峰村、広川町、大木町