家電や大型のゴミなどの不用品は、捨てるのが難しく、結果として放置されがちです。不用品回収業者に依頼したいと思っても、「どれくらいの費用がかかるのか」「料金の相場がわからない」といった疑問が生まれることでしょう。料金の仕組みや相場をあらかじめ知ることで、依頼する際の不安を軽減できるでしょう。
本記事では、不用品回収の費用の構成や各プランの料金、各アイテムごとの費用相場、さらに料金を節約するための7つのポイントを明瞭に説明しています。
不用品回収の費用の構成について紹介します
不用品回収サービスの費用の内訳は、どのような項目から算出されているかご理解いただけていますか?確かに、自宅に来てもらって不用品を手間なく引き取ってもらえるのは便利ですが、初めての利用者にとって、費用の詳細は不明瞭に感じられることもあるでしょう。実際に不用品回収の費用は、以下の3点から計算されています。
人件費
まず考慮するのが、不用品の仕分けや運び出しにかかる人手のコスト、すなわち労務費です。特に、重い物品を運ぶときなどは、この労務費は高くなる傾向があります。
人件費 | 1時間当たりの相場 |
一般的な作業 | 3,000円~ |
重い物品の取り扱い | 5,000円~ |
車両費
不用品や粗大ゴミの運搬には、車両が必須です。業者は、不用品の量や種類に合わせて、軽トラックや2トントラックなどを選択します。その際の車両の利用や燃料費などのコストが移動費として計上されます。
車両のタイプ | 車両費相場 |
軽トラック | 3,000~4,000円程度 |
1トントラック | 6,000円程度 |
2トントラック | 8,000円程度 |
例えば、小さなテーブル1つを運ぶ場合でも、運搬には軽トラックが要ります。
処分料
不用品を収集した後、それらの物品を適切に処分するための料金が必要です。処分する物の種類によってコストは異なるものの、この廃棄料金は必ずかかるものです。
廃棄物の種類と料金の目安
- 一般廃棄物 約300円/10㎏
- 産業廃棄物 約500円/10㎏
自治体ごとにこれらの料金が設定されています。
一般廃棄物 生活で生じる一般的なゴミ
産業廃棄物 事業所や工場から生じるゴミ
例:20㎏のタンスの廃棄料金は、300円/10㎏×2=600円となります
不用品回収の際の料金プランの概要をご紹介します
不用品回収業者が提供する料金プランは、大まかに2つのカテゴリーに分けられます。
①アイテム別料金(+基本料)
この料金プランは、基本料金をもとに、追加で回収するアイテムごとに料金が上乗せされる方式です。基本料金の内訳を明確にしている業者は少なめですが、この基本料金には通常、車両の使用料などが含まれていると考えられます。
例えば、タンスと本棚を回収してもらう場合、基本料金3,000円にタンスの料金3,000円、本棚の料金4,000円を足すと、合計10,000円となります。
一方で、品目だけの料金設定をしている業者もいることは少ないものの、確かに存在します。この方式の場合、客から見て一目で料金が理解しやすい点がメリットです。しかしこのような方法での料金設定の場合、基本料金が省かれていることを考慮して、各品目の料金がやや高めに設定されていることも多いです。
定額制のプランや積み放題プラン
近年、多くの不用品回収業者が積み放題や一定の料金でのプランを導入し、これを戦略的に宣伝しています。例として、軽トラック1台分を18,000円で何でも積み放題というプランが挙げられます。しかしながら、このようなプランにも注意が必要です。
軽トラックの一般的なサイズは縦1.9m×横1.4mとされていますが、高さは業者により1.3mから1.7mまで異なることがあります。したがって、実際の積載量と、お客様が思っている積載量が異なる場合もあるのです。
縦1.9m×横1.4m×高さ1.3mは約2.5立米、縦1.9m×横1.4m×高さ1.7mは約4.5立米になります。そして、軽トラックの最大積載重量は350㎏ですので、その範囲内でしか荷物を積めないことを理解しておく必要があります。
積み放題や定額プランに関する注意
- トラックの高さには制限があり、それを超えると追加料金が発生する。
- 他のお客様の荷物で既にトラックがほぼ埋まっている場合に、その隙間を利用した積み放題プランとなること。
- 9,800円での軽トラックプランを依頼したものの、最終的な請求が30,000円に跳ね上がったケース。全ての不用品を最初に伝えていなかったことが原因で追加料金が発生したという事例。
- 積み放題や定額プランに関する問題で、他の業者に頼んだ後、私たちに助けを求めるケースが増えています。
確かに積み放題や定額プランは魅力的ですが、業界の競争が激しいため、業者が料金を下げてサービスを提供している背景には、お客様が気づかないオプションや追加料金の設定が存在することもあります。
不用品回収の料金相場一覧リスト
参考までに当社、福岡片付け隊の不用品回収料金を掲載いたします。福岡ではどこにも安さで負けない自信があります。
よくご依頼いただく不用品の回収料金を掲載しております。またトラック積み放題プランがお得なため、ぜひそちらもご確認ください。
OA機器 パソコンおよびPC周辺機器など | 1,000円~ |
小型の家具類 椅子、ちゃぶ台、衣装ケース、テーブルなど | 1,000円~ |
大型の家具類 たんす、本棚、ソファー、ダイニングセット、ベッドなど | 4,000円~ |
小型家電 電話機、カメラ、時計、卓上スタンド、ラジカセなど | 無料キャンペーン中! |
大型家電 複合機、コピー気、その他の大型の家電類など | 4,000円~ |
洗濯機 | 2,500円~ |
冷蔵庫 | 3,700円~ |
テレビ | 2,500円~ |
エアコン | 無料キャンペーン中! |
回収料金についての詳細はこちらのページでご確認ください。
トラック積み放題プランについて
片付け隊の積み放題プランは明瞭会計なのでご安心ください。
悪質な不用品回収業者があり、安価な金額をHP上に掲載しておいて、作業を開始してから、HP上の積み放題料金とはかけ離れた高額を請求するという悪徳な手口を使っております。
しかし、福岡片付け隊では、そのようなことはなく、積み放題の場合でも作業の前に必ず見積りをして料金にご納得いただいてから作業を開始いたします。積み放題で積みきれなかった場合は、追加料金がかかってしまいますが、その場合でも事前にだいたいわかりますので、必ずアナウンスをさせていただいてからの作業になりますし、高額な追加料金になることはありませんので、ご安心ください(積みきれなかった場合の追加料金については下の方に詳細を記載しております)。
片付け隊は10年以上の信頼・実績がありますので、どうぞ安心して不用品回収をご相談ください。
おかげさまで割引キャンペーンは大好評でご予約が殺到しているため、1日限定5件までとさせていただきます。
お早めのご予約をオススメします。
積み放題で積みきれなかった場合も安心です
積み放題プランをご利用の際に、「不用品が予想よりも多くて、積みきれなかったら、どうしよう・・」と不安に思われるお客様も多いと思います。
でも、ご安心ください。福岡片付け隊では、不用品が多くて積み放題プランを超過してしまった場合でも、0.1m3(立米)ごとに、850円の追加料金で回収することができます。
いきなりパックプランが変更になり、料金が大きく追加になることなく、積み放題プラン内で積みきれずに超過してしまった分だけの追加料金になりますので、料金の追加を最小限に抑えることができます。
さらにこの追加料金に関しても、福岡片付け隊は業界で最安値の自信がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
料金の相場についてより詳細なものはこちらの記事でご覧ください。
不用品回収の料金を節約する7つの方法
不用品の回収は、搬出や輸送、そして廃棄までの一連の作業を任せられる利点がありますが、誰しもができる限りの節約を望むものです。そこで、不用品回収の費用を効果的に節約するための7つの秘訣とアドバイスをご紹介します。
見積もりを複数取得し、相場を把握
不用品回収サービスを選択する際は、3社以上から見積もりを取得することを心がけましょう。料金の範囲を知り、最も手頃な業者を見つけるためには、見積もりの比較は必須です。
とはいえ、通常の相場よりも驚くほど安い業者には注意が必要です。非常に安価な業者は、サービスの品質が低かったり、後から追加の請求が来るリスクも考慮しなければなりません。
買取可能な品は綺麗に保管
買取価格は、不用品回収のコストを大きく削減する要因となります。回収の際に買取額を減算してもらえるので、買取を希望する品物は事前に清掃しておきましょう。
- 新品から5年以内の家電製品
- 取扱説明書や元の箱もセットにしておく
もし買取価格がつかなかったとしても、一部の業者では無償での回収サービスも提供していることがあります。買取機能を併設している不用品回収サービスの選択を考えると良いでしょう。
不用品を整理し、袋に詰めておく
不用品が多い場面では、事前に整理をして袋に詰めておくことで、回収業者の作業時間を短縮することが可能です。これにより、作業時間に応じたコストを削減することができるでしょう。
各素材ごとに仕分けることで、整理作業がスムーズに進むので、以下のような分類を参考にしてみてください。
- 家電製品
- 紙製品
- 衣服
- プラスチック製品
- 鉄製品
- その他
自治体が収集してくれるものは事前に出しておく
不用品の回収を予定している日までに、自治体が収集するゴミは計画的に出しましょう。例えば、布団や毛布などを適切なサイズに切り分けることで、普通のゴミとして出すことができ、費用の節約になります。
不用品は外に運び出しておく
手軽に運べるアイテムは、事前に外に運び出すことで、作業時間の効率化が期待できます。生活に支障がない範囲で、あらかじめ外に出しておくのが良いでしょう。
もし、アイテムを外に運ぶのが難しい場合でも、例えば2階の物を1階に下ろしておくだけで、階段利用料が発生しなくなります。回収業者に「既に外に運び出してある」と事前に伝えるのも大切です。
作業日にサポートを提供する
重い物や取り扱いが難しい大型のアイテムは、2名以上のスタッフが必要になりがちです。例えば、大きなアイテムがたった1つでもある場合、2人のスタッフの人件費がかかってしまいます。そのような場合、自分でできる限りサポートをすることで、コストを低くする方法となります。
余分なオプション料金を避ける
不用品回収の際、特定の追加作業が発生すると追加の料金がかかることがあります。典型的な追加料金の例としては、階段の使用料やアイテムの解体料が考えられます。2階に位置する家具などを業者に全て任せると、こうした追加料金が発生する可能性があります。自分で解体できるアイテムは、事前に取り組むことを検討しましょう。
福岡の不用品回収なら福岡片付け隊
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